• HOME
  • 対談
  • 対談:千葉商科大学大学院客員教授 末松義章様


1018002.JPG

北詰:本日は千葉商科大学大学院客員教授でいらっしゃいます、末松義章先生と対談させていただきます。
   先生、どうぞよろしくお願いします。
   先生と私は一般社団法人与信管理協会でご一緒させていただいておりますが、
   いつも与信管理に関する深い造詣をお持ちで感銘を受けております。

   先生は元々大手商社の審査マンでいらっしゃったとお聞きしています。
   実業界から学術の世界への移られたわけですが、
   そうした姿は審査業界のパイオニア的な御姿であられますし、
   審査マンのキャリアプランとして理想的な姿でいらっしゃいますね。

 

末松:よろしくお願いします。審査マン時代は自分なりに誠心誠意、審査という仕事に取り組んできました。
   そうした姿を見ていて下さった方がおられ、様々なご縁をいただき、現在に至ります。

 

北詰:素晴らしいご縁ですね。仕事で認められるということは、それほど簡単なことではないと思いますが、
   どのようなことを大切にしてこられたのですか。

 

末松:審査の仕事は損失を防ぐために、ときに言いにくいことをはっきり述べたりする必要もあります。
   そのため社内的にも社外的にも軋轢が生まれたりすることもありますが、
   そうしたことから逃げなかったことは大切にしてきました。

 

北詰:なかなかできないことですね。プロ意識をしっかり持っていらっしゃるということだと思います。
   そうした方の存在が、会社を支えることになりますね。

   末松先生は、審査の役割は取引先企業の与信管理だけでなく、
   社内をモニタリングする役割も大切であると述べられていますね。

 

末松:法律や上場規則などを改正して、粉飾決算などの不正を防ごうとしていますが、
   なかなか無くなりません。
   こうした経営の適正化の役割は、主に社外役員等に現状は委ねられていますが、
   量的または能力的な事情などから必ずしも担い切れていない部分があるのでしょう。
   審査部門は元々、粉飾決算などの不正を見抜く能力に長けているわけですから、
   そうした能力を社内のモニタリングにももっと活用してもいいと考えます。

 

北詰:なるほど。会社法の改正によって上場会社においては、
   社外取締役を選任しない場合には「社外取締役を置くことが相当でない理由」
   を開示しなければならなくなりました。
   これにより社外取締役を選任する流れが加速していますが、それを支える仕組みが必要ですよね。
   そうした社外取締役を支える役割を担う能力を審査部門はもっていますし、
   審査部門の活躍のフィールドを広げるのではないでしょうか。

 

末松:そうですね。ぜひ頑張ってもらいたいですし、そうした認識を広めるには与信管理協会の役割も
   大切だと思います。
   昔と比べると審査部門の横の交流が少なくなっている印象があります。審査マンの先輩として、
   これからの審査マンには、与信管理協会などの場を活用して、
   ぜひ外に出て様々な方々と交流をしてほしいと思います。
   それが自身の能力と可能性を高めます。

 

北詰:そうですね。私も本日のお話を聞いて、審査部門の可能性を感じました。
   私も司法書士等の専門家の間でもっと与信管理というものを普及させていいきたいと思います。

 

末松:司法書士さんや税理士さん、弁護士さんなど日頃から企業を支える役割の人が
   与信管理のノウハウを身に付ければ、
   それらの方々の活躍のフィールドも広がりますね。頑張ってください。

 

北詰:はい。本日はどうもありがとうござました。



対談プロフィール

末松 義章

千葉商科大学大学院 客員教授

文京学院大学外国語学部 客員教授

日本CFO協会主任研究員

一般社団法人与信管理協会資格試験委員会 委員長
 

20151018profile.jpg
 

司法書士が代理人として依頼をお受けすることができるのは、紛争の目的の価格が140万円以内の事件に限ります。

Copyright (C) 2011 F&Partners All Rights Reserved.