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  • 対談:早稲田大学第14代総長 一般社団法人与信管理協会会長 奥島孝康様


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北詰:本日は早稲田大学第14代総長であり、一般社団法人与信管理協会会長でもいらっしゃいます
    奥島孝康先生と対談させていただきます。本日はよろしくお願い致します。

 

奥島:よろしくお願いします。

 

北詰:奥島先生と私は、一般社団法人与信管理協会(以下、「協会」と表記)でご一緒させていただいております。
    先生が会長でいらっしゃいまして、私が関西支部の事務局長を務めさせていただいております。

 

奥島:協会は平成26年の関西支部の設立に続き、平成27年には九州支部も設立されました。
    協会の設立の趣旨に共感してくださる方々の広がりを感じています。

 

北詰:協会の設立の趣旨は、与信管理の研究、体系化及び学術化、そして普及促進を行い、日本経済の発展に
    貢献することですね。
    私は司法書士として、債権保全や債権回収の実務に携わることがありますが、経済活動が複雑化していくなかで、
    与信管理を含めたリスクマネジメントの能力の必要性を実感しております。

 

奥島:グローバル化の進展や、世界のパワーバランスが変化している中で、我が国の企業を取り巻く環境、
    対処すべきリスクも大きく変化してきております。リスクマネジメントの巧拙がより企業の行く末を決定づけてしまう
    時代になったといえるでしょう。

 

北詰:第6回のクレジットカンファレンスでも紹介されていましたが、海外での債権の未回収が企業倒産の直接の
    原因になった事例がありましたね。

    海外展開をしている企業は協会の会員でも多いですが、グローバル経済化におけるリスクを象徴する
    出来事であると感じます。

    協会は海外の与信管理の研究についても力を入れて取り組んでいますが、こうした取り組みを通して、
    日本企業にもっと海外取引のリスクマネジメントを知っていただく必要があると感じます。

 

奥島:そうですね。
    こうした海外取引のリスクマネジメントを行うには、現場レベルで与信管理に精通した人材を育成することと、
    経営層に対してもリスクマネジメントの観点から監視を行う社外取締役などの存在が重要になってくるでしょう。

 

北詰:先生は会社法の御専門でもございます。近年は会社法等のいわゆるハードローと、
    上場規則等のソフトローの両面において、社外取締役の確保等を通じた経営の透明性の確保が
    強く要求されています。
    こうした流れはリスクマネジメントに資すると考えていいのでしょうか。

 

奥島:そういう面はあると思います。よりリスクマネジメントの効力を発揮するという意味では、
    社外取締役等の経営を監視する立場の人材側にも、与信管理のようにリスクマネジメントの
    知識を習得していく努力が必要となっていくでしょう。

 

北詰:そうですね。
    与信管理は、法務の知識や財務分析、経済情勢の理解など経営に直接的に役立つノウハウも
    かなりありますから、そうした経営層の方にもぜひ与信管理を学んでいただきたいですね。

   本日はありがとうございました。



対談プロフィール

奥島 孝康

早稲田大学第14代総長

一般社団法人与信管理協会会長

 

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